FC2ブログ
  [ HOME ]   

スポンサーサイト

--年 --月 --日 (--) | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

読者さんと○○で偶然の再会

2008年 11月 27日 (木) | 編集
先日、ベックラな場所で読者さんから声をかけられた。 


mixi!


mixiは完全プライベートでしているので、リアル友達のみがマイミクになっている。登録してるコミュニティはやはり旅関係のも多い。

で、先日、あるコミュニティのトピックに質問がなげかけられてて、それはオーストラリアのことだったのだけど、アテクシ、数年前にオーストラリア大陸を真ん中までクルマでroad tripしていることもあって、そのお返事を書き込みした。

めったにしないんだけど、書き込みしてた人がなかなかアツいものを持ってたので。


ってのも、書き込みしたのはどうも大学生で貧乏旅行をしたいのだけど、『○○するのか可能か』 とか、治安面、クルマで旅ったときのナンチャラとか、何がおすすめかを聞きたいらしい。

こっちのブログではアフォなことやノリノリで書いているけど、mixiではマジメに返信。


『とにかくオーストラリアの大陸真ん中は、その場所場所の朝日、夕日にものすごい価値があって、実際私も人生変わりました。

だから、もし1ヶ月もいけるなら、お金云々より、ぜひぜひその今しか感じられない空間を味わって欲しい! で、実際クルマで移動するとウンタラカンタラ~(実務トーク)』



とか書いたんだよね。 


イヤーー、ホント、オーストラリアを個人旅行したときは、現地をワーホリしていた幼馴染がむこうで買った車でしたんだけど、それはホントにすごい経験で、もう、まさに宇宙なんだよね、私たちが生きているのって。宇宙の一部だ、って。


国立公園の中をテントで寝て、トイレのために外に出たらそこはホントに宇宙の中だったら、どうします?!!


ビビりますって!! 言葉が出ない、うわああぁぁぁあーーー!!! って。全身身震いするの。言葉より感覚でカラダが反応する。


トイレのために起きたら、その後とにかく地熱に体温を奪われて寒くて何度も目が覚めたけど… ちょーサミーの。


実際、オーストラリアって意外とお金がかかるから、大学生が貧乏旅行をするには大変なのもわかるのよね。ウンウン。でもそのためにバイトを増やす価値はあるぞ! みたいな。



で、mixiにマジメに書いたら、後日メッセージが届いた。


『○○さんですか?』 という件名。 


誰だこの人??


○○さん、というのは、アテクシが以前書いていたブログで使っていた名前。 こっちのブログに引越してからはその名前は封印しているのだけど、mixiに○○さん、と書かれて、相当ベックラしたアテクシ。


うぉーーー!!! mixiでは○○の名前は絡まらないようにしてたのにどうしてバレた?! 


メッセージを開けてみた。


そしてオレ、泣いた。


『○○さんの時からブログをいつも楽しみに拝見させて頂いてます。私は○○さんのブログに影響を与えられた一人です。

○○さんのブログでバックパッカーに憧れ、今年の春に1ヶ月間オーストラリアに一人旅に行きました。この経験で世界観が広がりました。

本当に○○さんには感謝してます。○○さんのブログがなければ海外に一人で行ことは思ってないですし、目標とする就職先も変わっていたと思います。本当にありがとうございます。』



超泣けますってば!!!!!!


送ってくれたのは、関西に住む大学生の男の子で、ものすごく丁寧に書いてきてくださいました。 つか、mixiのコメントでアテクシとわかったなんてスゴすぎる!!  ミラコーでしょ、コレって!


今は就職活動中らしく、それが終わったらまた一人旅に出るという。 うん、青年よ、時間のあるうちにアフリカか南米に行っておけ! ヨーロッパは大人になってからでもいけるけど、自分の足で歩くなら、アフリカか南米ぞよっ。

あ、でもアジア横断も捨てがたいな… 中東もすごいいいし・・・。 


ってか、来年なら、どっかを旅してるアテクシと合流してしまえ!!


待ってるわよ~~ そんでもって日本から生理用品持ってきて~~!



それにしても、自分が書いた文章でここまでアツく語ってくださる人と偶然再会できるってのはうれしかった。

最近、自分の経験してきたこと、考えてきたことが今になって思わぬところから反響をいただいたり、評価をしてもらえてることが大きな驚きだったりする。

自分の経験や考えは特別とは思っていなかった。 今でも私にとってはあるがままだったりして。


30歳になって本当に大きく人生が変わった。 『信念を持ち続ける』、ってそれが結果的にどうになろうとも、自分の人生を自分色にしてくれるものなんだな、って思う。 それがどれだけ気持ちのいい人生か。


今まで型にはまろうしてた時期もあったし、そうじゃなきゃいけないって思ってエリート軍団と合コンしてた時期もあったけど、もう無理な自分がいるのよね。 今思えば何話してたかちょーナゾ。


このままでいいじゃん、やりたいように行く! ってすべてがフッきれたとき、もちろんそれまでには相当な葛藤があったし、苦しい時期もあったけど、でも言葉で言うとチープだけど自分が信じる道に進むってこんないい心の状態でいられるんだ、って知ることができて。


こんないい自分の状態から導き出される結果ってのが、良かろうと悪かろうと、自分にとっていいものであることは間違いないと思うんだよね。 
人生一度きりだし。今のこの瞬間が過去になる前に、今という瞬間を楽しみたい。全力で生きたい。

とかいって、33歳 旅から戻って貯金ゼロ、無職って、実際どーなの・・・ ドヘェ~!


自分が持って生まれた使命ってのは人それぞれ違う。それに気がつかない人もいるだろうしそれはそれでいいんだと思う。人にはたくさんの役割があるから。


私がもし今思っていることとかが使命だったりするのなら、これは気がついてしまった分だけ苦しいときもあるけど、でもやっぱり人生ってあのオーストラリアで見た夕日のように、日が落ちるからこそ空は美しくて、星が出て、朝、また同じだけど昨日とは違う朝日が昇るわけで、そんな単純な営みって人間のそれとなんら変わらないじゃん、って知り、こんな単純な生き方をしたいって思うんだよね。



今日はあるTVディレクターさんとお会いしてきます!
こっちの方も話がいい感じで進むとうれしいです。
応援クリックよろしくお願いします^^
↓↓           ↓↓


人気ブログランキングへ   にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
スポンサーサイト

TVインタビュー4回目

2008年 11月 25日 (火) | 編集
過去3回、TVに写ったことがある。 なんだか知らないけど、街中でインタビューを受けて、それが後日、オンエアされているらしい。


ってのも、後から 『映ってたね!』 と人からいわれることばかりで、生で見たことはなくてわからんのだ。 

で、この間また街中で受けたんだけど、過去3回のオンエアはこんな感じで。



1回目:大学3年のとき 東京ディズニーランド


友人リョーコと2人で、冬のディズニーランド。確かアテクシが恋人と別れた云々だかで(忘れた)元気付けに行ったんだったな。 若いぜ。


『んじゃ、次どれ乗るべ?』 ちょーー寒い冬のディズニーランド。途中から買い食いツアーをして食べまくっていたアテクシとリョーコ。 シンデレラ城前あたりでクリスマスプリンを食べていたら声をかけられた。


『関西のナンチャラTVなんですけど、商品案内に出てもらえませんかー?』


ってことで、撮影スタート。寒くて顔が引きつる!! そして持たされたのはチップ&デールのちっさい人形。背中に安全ピンがついていて、つけられるバッジタイプ。

『これを胸辺りにもって、二人で談笑してる感じでお願いしまーす! はい!』


カメラや照明が遠のき、

『これ、かわいいね~』 (棒読み)

『きゃー、いいねー』
(棒読み)


偽造会話をはじめるアテクシたち。 『なんでこいつらみたいな普通の人たちがレポートしてんの??』 的視線が刺さる。周りには人が囲んできた。 ああ、人の視線ってこんなにイタイのね。 アテクシたちじゃなくてミッキー見てろってば!! 

10分ほど撮影をした。さっきまで寒かったけど、このこっぱずかしさに汗が出た。


『これ、後日テープ送ってもらえるんですか? 送ってください!』

1ヶ月後に届いたのが、オンエアされた 『アイ・ラヴ・ディズニー』 とかいう番組で、アテクシとリョーコが"かなりソレらしく"写ってました。声は入ってないけど。

そして撮影のときに持たされた小道具、チップ&デールは最後にアテクシたちにお礼としてプレゼントしてくれた… ことはなかった。 



2回目:映画先行上映 キング・オブ・アーサーで『感動すますた!』


よく映画のCMで映画館から出てくる、泣き顔の女性やかっぽーが、その広告スタンドの前に立って話してるけど。

アレだ。しかも隣にいたのは某オトコ。彼氏ではない。


イヤ!!これには理由がある!! 


映画は割安のレイトショーがよかったし、家から近い映画館に行くには、地元友達じゃなきゃダメなのよ! 18歳の頃から知り合いのじもてぃ。
だから、いつものオトコ友達とレイトショーに行って、しかも先行上映で行ったのだけど、たまたま映画館前にTVクルーがいて、ってか、彼とはなんの怪しい関係もないんだけど!


そんとき、リアル彼氏はいたんだったな・・・(遠い目)。


映画を見終わってドアから出たらフロアのところにTVクルーがいる。おおっ。あれってTVで見たことある、CMの撮影じゃん? すげーー! ホントにやってるんだ!

『良ければコメントお願いします!』

頼まれたアテクシと映画オトコ(非彼氏)。キング・オブ・アーサーのような歴史映画が相当好きなアテクシは 『それがもしオンエアされたら彼氏が見るかもしんまい』 という危機感よりも、

『ハイ!よろこんで!!!』 


ノリ一辺倒な自分が悲しい。


それが1週間後、しかも目覚ましTVの時間帯に流れることも知らずに。



チ~~~~~ン


レポーターが質問をしてくる。 印象に残ってるセリフ、良かったシーン、感想とか。 『目線はこちらで!』 という指示以外は完全に自由コメント。


『はい! 最後ナンチャラのシーンで、○○が叫んだナントカのセリフにすごく感動しました!』


そして1週間後、会社の同僚から声をかけられ始める。社長秘書をしていたアテクシはいろんなフロアに行く機会があったのだけど、そのたびに

『お~! 見たよ! あれ、彼氏?』


えーー!! 使われないとたかをくくったのにオンエアされたんだ?!!!

軽く修羅場な予感??


その後、リアル彼氏に 『あ、あれは4人で見に行って・・・』 と苦しい言い訳。 まぁ、そのリアル彼氏も実は遠距離をしていた本命恋人がいた、という人生最悪のオチが半年後に来るんだけど。 そして後日、3日間寝込む。




3回目:湯布院の温泉(大分)で旅番組に母と


数年前の夏、湯布院の駅近くを母親と歩いていたときに、旅番組が声をかけてきた。そのときのアテクシは、3ヵ月の旅から戻ってきた直後で、ブログのプロフ写真のごとく、真っ黒に焦げていた。つか、ホントに焦げていた黒さ。

どんだけ焦げてたかは以下の通り。

CIMG381.jpg




隣で湯布院のインタビューに答える母。アテクシはだまってうなずく。


ウチの母は仕事バリバリの女性で、普段からかなりこぎれいにしているのだけど、温泉に来てたこともあり気合も十分。つばの広いお帽子かぶって、つか、隣にいるアテクシ、どんだけちっちゃくしてるっちゅーねん!


そして後日オンエアされ、前の会社の人から写メが来た。

『昨日、TVに映ってましたよ!』

思いっきり日本人離れした肌の色じゃん・・・。



で~!

この間、4回目にして今度は浅草でインタビューを受けた。

『さんまと玉緒の夢かなえたろか』番組。


なんでこう、毎回タインミングよく出会うのか不思議だ。


そのとき隣にいたのは、旅友ズンコ。 彼女もこれまた強烈な旅人で 『失恋したからタクラマカン砂漠に行ってきます』という伝説のセリフを残して中国ウイグル地区に消えたオンナだ。


レポーターとハンディカムを持った予算なさげな2人が声をかけてきた。


『あなたの夢はなんですか?』

質問してきたレポーター、答えるアテクシ。

『世界一周です』


ワザとらしい顔つきでマイクを向ける若いオトコ。

『ええ! 世界一周ですか! どうやって?』

『道を歩いて。道って世界中、つながってるんですよ。』

   そうなのよ~~ すべての道はローマに続くのよ~~ 道を歩けば世界一周できるのよー


『あなたの夢はなんですか?』

今度はズンコにマイクを向ける彼。

『世界一周です』

『ええっ!』

お決まりのリアクション。


『仕事はどうするんですか?』

再度、アテクシに質問。

『やめます。ってか、今度の春から出発するんですよー』

     そんな、休職していけるほど今の世の中甘くないし。今必死で貯金中だっての!


『今のお仕事はなんですか?』

『社長秘書です』

     そうそう、そういえば今は秘書業で食ってるんだったわ… 忘れてたけど。


『もったいなくないですか?』

『社長秘書はいつでもできますが、世界一周は今しかできないんで』

     もったいない? 質問の意味がわかりません… 人生の仕事を優先しない方がもったいないってばよ! 


『失礼ですがおい 『三十路ですけどなにか?』

    お決まりの質問。ハイハイ、スイマセン、アテクシ三十路。どうもです。



その後、どれくらいいくのか、とか、2人はどこで出会ったのか、とか、行く理由とか聞かれたけど、オンエアされるかどうかはわからない。

好き勝手しゃべってたからどうかな。

年末の特番だろうなぁ。 黒いダウンジャケット着てたアテクシが映ったら教えてください。  鼻たらしてなかったかちょっと気になってます。


新橋でインタビューは見たことはあっても、さすがに受けはないが…
以前の会社の上司が出てたときはウケた。
応援クリックよろしくお願いします^^
↓↓           ↓↓


人気ブログランキングへ   にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ

ブラジル night

2008年 11月 23日 (日) | 編集
最近の私は、あるブラジル音楽ピアニストのアーティスト写真をずっと撮り続けています。

Samba BossaNova 今井亮太郎


『ブラジル音楽ってなんだ?』 という方も多いかもですが、カフェとかでBGMでかかっている曲は相当な場所でブラジルの音楽。
ボサノヴァなんてまさにそうで、私も家にいるときは、iTunesのBossaラジオを聴いてますが、本当に外でよく耳にします。


今井亮太郎さんは間違いなく、今後、日本でブラジル音楽のピアニストとして、ブラジル音楽を日本で伝えるべく、将来を背負っていく人。

IMG_0282-1.jpg



彼のピアノパフォーマンスを見てて、カラダからあふれるその気迫、ソウルに圧倒される。

魂が、自分の居場所はここだ、っていう、ピアノの音にその魂が乗っかっているのが伝わってくる。そんな彼の音楽やパフォーマンスの一片を写真に収められることが非常にうれしい。


その彼のライヴに、今来日しているブラジルの音楽を語るときに必ず出てくる、まさにブラジル音楽の道を作ってきたtop of the top のブラジル人親子プレーヤーが出演するということで、撮影依頼をされ!

私も相当前から楽しみにしていました!  うぉおぉぉぉ~~~~!!!


打楽器奏者ジョルジーニョ・ド・パンデイロ氏

その息子で、今ブラジルの音楽界で一番活躍するセウシーニョ・シルバ氏



IMG_0236-1.jpg



パンデイロというブラジルの楽器(写真の楽器)があり、この楽器はまさにこの彼、ジョルジーニョ(写真左)の名前から取られたもの。


日本人にしたら 『タンバリン』 な感じかもしれないけど、全然違います!! 高い音も低い音も、それよりも、そのリズムがまったく聴いたことのないというか、『この音もパンデイロ?』 というくらいの厚み。ステージ全体が、そこはもう、ブラジルの街中。

IMG_0355.jpg


今井亮太郎さんも、高校生の頃に買った好きなCDにセウシーニョたちが演奏していて、30歳になって彼らと一緒のステージに立っているという・・・ 夢が実現した夜でもありました。

今井さんは日本のブラジル音楽を引っ張っている加々美淳さん(上の写真) との出会いがすべてを変えていったのだけど、彼と話していると、夢って本当にかなうし、自分の進むべき道って必ずあって、それはときに、自分の意思を超えた力が働くんだな、と思う。


IMG_0281-2.jpg

ってか、今井さん、今までの中で最高の、本当に最高の表情をしてた。


私はいつも、地球の一片をカメラに収めていて、普段は他の写真はあまり撮らない。だけどアーティスト写真は撮っていて魂が見える瞬間というのがあって、私はそこがすごく好きで。



アンコールで演奏してくれた曲は私がショーロというブラジル音楽でも一番好きなジャンルで、私ホントに泣いた。その空間、すべてがものすごいソウル。

ショーロはブラジル音楽のクラシックに近い音なのだけど、なかなか簡単なグルーヴで演奏できるものではないからあまり普段は生で聴けなくて。

そのショーロ界を作ったジョルジーニョ自らの演奏を聴けるって!!!! ホントに感激でした。


すごい夜だったな・・・。


撮影中にこんな表情をしてくれるくらい、セルシーニョは陽気な人で。

IMG_0731-1.jpg

空き時間になると、ポルトガル語のわからない私にずーーっと話しかけてくれました。 さすがカリオカ! 陽気なリオっ子!



11月26日は横浜の赤レンガにある、Motion Blueで彼らは出演します。



ジョルジーニョとセウシーニョが日本で演奏するってブラジル音楽を愛する方にしたら夢のようなこと。
この機会にぜひぜひ足を運んで欲しい!!  私は今回は撮影ではなくて聴きに行きます!



それにしても、今井さんのライヴではいつも情熱的な人たちと知り合えるのが楽しい。

今回、今井さんの衣装を作っておられたデザイナーで古布を使った服を作っておられるイサラ氏ともお会いでき(ホント、今回の衣装はステキだった。まさにブラジルの海みたいな!って私は思ってましたが)、ご自身で畑をお持ちで野菜やハーブを作って大地の温かみを感じながら生きておられるご夫婦。


また近いウチにお会いできそうで楽しみです。

IMG_0777-2.jpg



世界一周でブラジルに来るときには連絡してくれ!とセルシーニョは言ってくれて~!
ホントに連絡してまうぞ!
応援クリックよろしくお願いします^^
↓↓           ↓↓


人気ブログランキングへ   にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ

女性レーサーさんと会う

2008年 11月 20日 (木) | 編集
先日、とんでもなくぶっ飛んだ女性とお会いしてきた。

女性プロレーシングドライバー!! 三上和美さん  

和美さんのブログでもアテクシとお会いしたときのことを こちらで 書いてくださっています。 
 
                                   ↑ アテクシ、顔出し中


国内最高峰の耐久レースやら、海外のラリーに参戦してる方で、アテクシも体力のある方だと思ってはいたけど、和美さんも相当なもの。
死と隣り合わせの中で、一人で運転をするとか、もう想像を超えた世界です。。


そんな方とお会いできることに、待ち合わせ場所でドキンコ待っていたら、登場したのはアテクシよりきゃしゃで、ちっさい女性。 


このカラダで300キロ出るクルマに乗ってるんですか…!! アテクシが海外で乗るのはラクダとか馬なんですけど…。 よくて人力車よ・・・ どんだけレベルが違うの・・・


で、夢の話からオンナの子トーク。 レーサーって仕事はとにかくお金がかかるんだな、と実感。

車体がウン千万(家買えるじゃん!!)とか、毎回の練習費用(世界半周できるじゃん!)とか、宿代を150円か200円で値切り交渉をしているアテクシのみじんこ界にはかすりもしないモンかと思ったけども、その中で協力者やスポンサーさん、ファンのことを考えて自分の使命を果たしていく彼女。

自分の進むべき道をばく進している人ってやっぱり魅力的です。 お話ししていて励まされました。


21歳からプロレーサーってただただ尊敬。これからのアテクシのアクションについてたくさんアドバイスをくれました。 
ここまで人生果敢に攻めてる女性は、なかなか出会う機会がないので本当に刺激になったな・・・。


彼女も海外に長期滞在をしてレースに参戦してて、いろんな世界を見ておられるんだけど、アテクシのウェブの写真を見て 『自分がその場所に行っているような感覚になる』 と言ってくれてました(涙)。

恐縮ながら、すごく写真の評価をしてくださってて、うれしかったです。ホント…。 (写真に関しては今、ある企業さんからお話しをいただいてます。こちらはいずれ!)



で、話の流れでその後、日本に1社しかない、という実車と同じレースのシミュレーションができる、というクルマに乗せてもらうことに。


あ、あの・・・ アテクシ… レースってもマリオカート専門なんですけど? まぁ、クッパをウマく操縦できるからマリオカートなら自信あるし、ロケットスタートもお手の物だけども、それでもいいの? (ちなみにドリフトもスゴいです)



『大丈夫だよ~! 免許持ってるでしょ?』

『い、いや、、そういう問題では・・・ シミュレーションって言っても… つか、このハンドル、いったい何?!!』

r3.jpg


意味不明なものが並ぶ、レレレのおじさん耳ハンドルを握るアテクシ。


丸いハンドルじゃないし! え? エヴァンゲリオン? 3時と9時に手を添えて長細い、つか、この多くのボタンたちは何ですか?? そいえばアテクシ、マニュアル運転できないことに気がついた。(つか、マニュアル運転できてもこんなん運転できないってば!)



『あ、じゃぁ、オートにするね!』

カートの中に入ると目の前にフルスクリーンで映し出されているサーキット。目線が低くて地面が近い。ちょっとハンドルを切るだけで車体がブレまくり。


r1.jpg

右にいるのがアテクシ。


『これ、ホントにクルマを走らせているのと同じ感覚なんだよ!』


助手席でしゃべりまくり、またはマリオカート専門のアテクシが300キロ出るクルマを運転することに。どゆこと~~?!




この集中力、15分と持たない。15分過ぎるとクラッシュが猛烈増える。超疲れる!!!

r2.jpg

もはやアテクシ、真剣です! バナナでてこないし! 常にキノコ状態っ。 マリオカートもいつも真剣ですが、今回はクラッシュすると耳のヘッドフォンでリアルな爆音に包まれてブッ飛ぶので死なないようにがんばってます!



これ、24時間とか耐久レースするってどゆことなの・・・・・・。隣で和美さんはフンフン~で運転。そして彼女のクルマはみるみるアテクシの前方に消えた(当然だ)。

レース終了。アテクシの死亡回数、推定6回。 アノ緊張感、というか、ちょっとのハンドルさばきで死ぬかと思うと、精神的にキツい!

和美さんとは、世界一周に出たらどこかで再会できそうです。楽しみ!



そいえばDSのマリオカート、弟に貸したきり返ってこないな…。
応援クリックよろしくお願いします^^
↓↓           ↓↓


人気ブログランキングへ   にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ

6年目のリベンジ

2008年 11月 16日 (日) | 編集
『あんとき買っておけば良かった(泣)!!!』


旅から戻ってきて猛烈な後悔の念に襲われるアテクシ。 はぁ… バカだ。あの場所はもう二度と行かないかも知れないのに、なんでたった数千円(時に数百円)をケチったのよ?? 


そんな品を6年後リベンジ。再度ご対面を果たして買ったものがある。



バックパッカーってのは、好き勝手買い物をしても、それを入れて運ぶすべをあまり持たない。買った分だけ背中や体にかかる負担は大きい。

にもかかわらず、エジプトでカーペット買って、日本に郵送しそびれ、その後4カ国を旅して手荷物で持って帰ったことをしでかしたり、 (そんときのブログはこちら) 自分のアホさに泣けてきます。


バックパッカーデビューして12年。やっと最近学んだこと、それは



『本当に欲しい土産は絶対に買っとけ!』
 です。

学ぶのに12年かかったアテクシって一体…




まったく旅先でお土産を買わない人、写真を撮らない人がいるかと思えば、各国すべての国で小さくても必ず土産を買う人がいたり、ある旅人は、よくいるのは、訪問国のビール飲みくらべ、ラベル収集ってのは結構いる。

アテクシは各国イケメン調査ってのを個人的にしておりますが、あ、ウソですが (でもちょっとホントだったりゴニョゴニョ…)、で、土産はアテクシも各国で小さくても1カ国 1アイテムは買うようにしてるのと、実家の母親にポストカードは各国から送っております。
(それと、アテクシのウェブとブログデザインを作ってくれている親友にも各国から送ってる)


で、話を戻しまして。


アテクシが過去に訪問した国でそのとき買わず、イヤ、正しくは買えず、その後6年後にようやく手にすることができたもの、


それは、



オペラ座の怪人のオルゴール。

65.jpg


蓋を開けると仮面がピョコンと出てきて、オペラ座の怪人のテーマに合わせてクルクルと回る。 (音が聞きたい方は こちら。私のじゃないけど、同じ音が聞けます。)



そのオルゴールと初めて出会ったのは、2001年の冬、サンフランシスコ(以下、SF)。 


大学を卒業し、夏からアメリカ留学をする予定だったアテクシは、留学先候補の学校を下見して、入学願書を受け取るために、一人バックパッカーで2週間、カリフォルニアをグルリと回った。

立ち寄ったサンフランシスコのピア(桟橋)。そこにあったオルゴールショップ。そのときは 『いいなぁ』 程度だったのだけど違うオルゴールを母親に買って帰った。


2001年はアメリカにとって忘れられない年、911の悲劇があった年。 


アテクシは夏からカリフォルニアに留学をしていたのだけど、クリスマスはNYに住む友人に会いに行った。オペラ座の怪人のミュージカルが見たかったのと、メトロポリタン美術館に行きたくて! 友人宅に泊まらせてもらえる今、行かねば!


このミュージカルが絶大な人気があるのがわかる。すごい迫力です。ストーリーは言うまでもなく秀逸ですが、映画のオペラ座の怪人とはぜんっぜん違う!!! 生オーケストラと演者のソウルに圧倒されて。



オペラ座の怪人を見たことがある人ならわかると思うのですが、このミュージカルにはキーアイテムとなるオルゴールが登場する。


『蓋の上で、サルの人形がシンバルを叩くオルゴール』

21964A.jpg
こんなんだけど、ミュージカルのはもっと背が高いのよーー!! 下のオルゴール部分がこんなん低くないのーー!!


で、これも市販のオルゴールなんだけど、舞台で流れた音と違うしぃぃーー!!
マスカレード(仮面舞踏会)のときの音楽が流れてくるのよ!! このサルのはやっぱアノ曲じゃなきゃ意味がない!! 中途半端だっちゅーねん!!



意味ありげなセリフと共に老人が手に持つこのオルゴール。そして話は過去のオペラ座に飛んでミュージカルは始まる。

暗い舞台の上でこのオルゴールが音を奏でながら、サルの人形がシンバルを叩く。そして最後の音を残してオルゴールの音は途絶え、ミュージカルは終了するのです。



それが違う音を入れてるなんて意味ないじゃん!!! サルのオルゴールよっっ!!!

なんでマスカレードなのか意味不明すぎ。 ってことでコレは買わなかった。


当時、留学中のアテクシ、100ドル近くするオペラ座の怪人のオルゴールを買うことができなかった・・・。 イヤ、買えるけど、自分のお金じゃないし・・・ それでも帰国してから 『やっぱり買っておけばよかった』 と後悔する。


・・・ くらい、やっぱ欲しくって。


今でもミュージカルで使われているようなサルのオルゴール(レプリカ)を探しているアテクシです。高そうだな… でも出すけどな…



無情にもこのまま月日は流れた。



そして再々度、このオルゴールとアテクシは出会う。


2007年の冬休み、場所はサンフランシスコ。 そう、去年。


ロサンゼルスに住む高校の後輩と西海岸3州を車で貧乏旅行。アテクシが留学中住んでいたエリアにも行きたい、とのことで、SF周辺を走ることになった。

SFのピアは観光客がたくさんいる場所。今でもオルゴール屋はあるのかなぁ。今なら買えるのよ、今ならお金があるのよ!!! でも、でも、もうないよね? 最初に見たのは6年前。その後、NYでミュージカルを見て。留学中は買えなかった。で、今はもう働いてて、そして、そして・・・



『あったーーーー!!!!!!』


このお店、なんとアテクシが行ったとき閉店セールをしていた。もしそのとき行ってなかったら買えなかった。


『もうずっとずっと欲しかったの・・・!!!』





・・・ピピーーーーーッッッ ・・・


『ちょっとアナタこっちきて。これ何??』

ハイ、きました。日本への帰国便のセキュリティゲート。案の定、赤外線チェックで引っかかった。 見てみりゃ真っ黒いボール型な物体がモニターに映っている。


CIMG8342.jpg

↑ まぁね・・・ これが赤外線チェック入ると単なる怪しい物体なのよ。そしてズッシリドッシリ重い…。



『球体でまるで爆弾のように見えますが、あの、6年目のリベンジで買ったんでつ(泣)。 オペラ座の怪人のオルゴールなのよ、わかる?? ウッウッ(涙)。』


箱から開けようとするアテクシ。


『ちょっと待って!!!』

ヘンテコなガンダムのアームのようなものを箱の上にかざすセキュリティ。


『・・・。』

『OK,開けて。』


そして問題なく、手荷物として飛行機に持っていくことができた。



世界一周をしている旅人はいくつかの国から日本に荷物を送っている。アテクシが現地で買うもので好きなのは、クロス(布)と陶器。どちらも重い。それでも各地でできる限り買いたい。


そいえば海外ってオルゴール専門店って多いですよね。
アテクシが以前、社長秘書をしてたときの社長はアンティークオルゴール収集家ですごかった!
応援クリックよろしくお願いします^^
↓↓           ↓↓


人気ブログランキングへ   にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ

視力回復の感動

2008年 11月 14日 (金) | 編集
メンドくさい! ・・・ 旅をしていればそれもまた日常になって、面倒ではなくなるのが普通。


水洗じゃないトイレに毎回、トイレットペーパーを持っていくことが面倒になる。

移動 → 宿探し → 部屋確認 → 汚い → 宿探し(再) → 部屋決定とかも普通になる(こんなとこで面倒言ってたら旅できない)。

広げた荷物をバックパックに詰め込んで、パズルのごとく隙間のないように荷物をつっこむ。




これらもまた旅の日常になるわけで。

その中でも面倒なことはいくつかある。

女性だと毎月恒例モノに関してはやっぱり面倒。何よりキレいなトイレがないし、ゆっくりもできない。
アフリカの某所の宿は、トイレが缶と聞いたけど、中央アジアなんて、囲いトイレのドアなし、とかも聞いてるし、今度の世界一周はまったくもってどうなるかわからないけど。

しかしアテクシはすでにある面倒なことに関してはクリアしております。


コンタクトレンズ免除!!!

つまり、レーシック(視力回復手術) を受けております!



実際のレーシック体験談は後日お話ししますが、いやーーー、コンタクトやメガネから開放されたこの感動は経験をした人でないとわからないと思う。 もし迷っている人がいたら、本気でお勧めします。


メガネがないと、

ダイビングができる! 露天風呂から星が見える! 朝からそのままですべてが見える! しかも裸眼~~~!!!!


以前、3ヶ月間の旅をしたときは使い捨てコンタクトを大量にバックパックの底に入れていた。途中からぶっつぶれるし、砂漠の灼熱の下、目はガン乾きだし、ダイビングでマスクに海水を入れる練習のときはヒヤヒヤだし、そのまま寝ちゃうと目がくっつくし。


で・も・・・

レーシックをしてから、イヤーーーー、そういうわずらわしさから開放されてます(感涙)!!


周りの友人たちも結構やってるんだけど(つか、アテクシ、関係者ではありません…)、みんな感動してた。裸眼ってすごい。

気になるお値段ですが、約18万でした。で、クーポン使って、さらに親から支援金をいただき(いい歳してホントに…)、自腹で12万。


価値オオアリ!!!!!


世界一周も裸眼って相当大きい。露天で星空は見ないだろうけど、コンタクトみたいなかすれ目がないからうれしい。
これで荷物が少し減ったわ・・・ ウヘヘ。


確かにレーシックのその後どうなる20年後…とか言われてるけどコンタクトもそう言われてたしなぁ。
何かあったらそのときまたどうにかなるかな、と。。
クリックよろしくお願いします^^
↓↓           ↓↓


人気ブログランキングへ   にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ

カレンダーサンプル

2008年 11月 08日 (土) | 編集
先日お伝えした、2009年度の卓上カレンダーを製作中 のことですが、デザインが決まったのでサンプルをアップします!  (クリックすると拡大します)


05.jpg



10.jpg




私が新月、満月のサイクルを大事にしているので、そこは載せてもらいました。 


1枚目はPhoto Galleryにも載せていますが、2枚目は撮りおろしで、ほとんどの月が未公開の写真です。 

10月は自分の誕生日月なので、12枚の中で一番気に入ったのを入れましたが、季節感と写真の雰囲気を合わせて選んだので、全体で1つのストーリーになってます。


どの場所も思い入れがあります。 地球ってどこまでも静かで穏やかで優しくて・・・ もろくて。 


CDケースのようなプラスティック製のカードホルダーにハガキサイズで、カバー、12か月カレンダー、indexがついた1セットです。
ブログ読者の方々にはいつも励ましていただいてるので、価格は普通の卓上よりも低めにしたいと思ってます。


11月中旬には出来上がります! またこちらで告知します!


◆ もしショップやカフェ等を経営されていて置かせていただける方、または数十部単位でご購入していただける方がおられましたら、ウェブの コンタクト からご連絡をいただけますとありがたく存じます。

モロッコの電車で泣く

2008年 11月 07日 (金) | 編集
モロッコ・・・ そこは砂漠と祈りに囲まれた、地中海の風が吹きぬける国。

モロッコ・・・ そこはヨーロピアンとイスラムの混在した芸術とグルメが私たちを出迎えてくれる国。

モロッコ・・・ そこは



ほとんど英語が通じない、返ってくるのは宇宙語全般なコミュニケーション難易度Aの国!


首都カサブランカから一番北の港町タンジェに電車で移動をしなくてはいけない。 タンジェ行きの切符はすでに手の中でジットリしている。

だってどの電車に乗ったらいいか聞いているのに、フランス語とアラビア語で返答されるんだもん!  ワカンネーー!!!


『ボクも途中までいくから一緒に行こう』

そう英語で話しかけてきたメシアは赤いTシャツを着ていた、浅黒い若いオトコ。 アテクシの運命を彼の手にゆだねた。まだ出会って3分。

前回の続きです。 こちら から一気読みしてください! 本日完結編。


◆    ◆    ◆    ◆


散々多くの人たちはアテクシになんかわめいていた。 何が何だか理解できなくて、一生移動ができないかも、と思っていたけど、


『カサブランカからタンジェは直接行けないから、途中のドコドコで乗り換えて行くんだよ!』


と、勉強したこともないフランス語とアラビア語で言われてもサッパリわかりませんってば!! つかえねードイツ語を選択しちゃったアテクシ、痛恨のミスだったわ、ホント・・! 
          ↑ 大学の専攻が哲学科だったから、ドイツ語を選択したんだけど。


『良かった! みんなが言ってることが全然理解できなくて思わずハニワになりかけてました! 助かりました、メルシー!』


ホームに電車が滑り込んできた。赤シャツが電車に乗り込む。 旅中の移動は好きだけど、今回ばかりはホッとした気持ちの方が多い。 ドえら重いバックパックを背負って、エジプトで何故か買ってしまったカーペット(購入記はこちら) を肩にかけた。


電車の中に立った。車両の入口に新幹線のようなドアがある。そこを開ける。


モロッコの電車… 通路が窓側にあり、そこに面してガラス張りになったコンパートメント(個室)がズラリと並んでいる。 寝台車の個室が並んでいる感じ。

個室の中の座席は8人ほどが入れ、4人ずつが向かい合う。




えー! 個室なんだ?? 贅沢に使っているなぁ。


赤シャツについて歩く。 赤シャツよ、キミがアテクシのすべてよっっ。

『あ~~ 2人で座れるところ、どこも空いてないねー。』

『え? あの・・・ でも一緒にいてもら・・・』

『じゃ、ボクはあっちの部屋にいるから、キミはここに座っていなよ』


おいっ! ちょっと待てっ! だって電車って、しかも個室って、窓の外を見てて、周りの人とお菓子でも食べようと思ってバックパックに手をかけました。 アレ? おかしいな、ここにバックパックおいといたのに。 あのー、誰か知りませんか? はい? 誰も見てない? そんなはずは・・・ なんか空気がおかしいのは気のせいだろうか? 廊下に出る。 おおっ・・・ 見覚えのあるものが散らかり放題、 つか、アテクシのバックパックの残骸なんだけど!! パンツは残ってるけどデジカメバッテリーとか靴が見当たりません! 


な状態になるのは目に見えているじゃまいか!!!!


『えーー! 一緒に座れないの?!! そんなぁ~~ そんなぁ~~! スネオみたいなこと言わないでよーー!!』

困るってば! ちょっと、オマエ! 最後まで面倒みてくれっっ!! 見放すな!!

『じゃ、後でまた来るから!』


シャーーーーーー (個室に放り込まれるアテクシ。ドアが無情にも閉まる。)


『・・・・・・。』


6人の女性達がガン見。 さすがイスラム国。ムダに男女が入り乱れていない。 

キタねーバックパックを担いでいるのか、アテクシが荷物なのかもはやわからないアジアオンナを見つめる目は生温かい。


『ボ、ボンジュール・・・。 サ、サラマレコン…。』

一番窓側の席を空けてくれた女性。デカいバックパックを足の間に入れた。小さいバックパックは前抱えにして座る。



ゆるい緑の丘を電車は進んでいく。空が少し埃っぽいな。イスラムの国特有の砂っぽい空。


それでもときに絵の具のようなマリンブルーの空が見えたりする。 こういうとこ、どこかで見たなぁ。

ああ、あれだ。少年だ。サンチャゴが旅をしていたんだ、こういうところ。 『アルケミスト―夢を旅した少年』  パウロ・コエーリョの物語で私が思い描いた世界に、今いるんだ。

旅をしながらサンチャゴは気がついたんだよね。

『何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる』

今、目の前にある風景は私が長いこと見つけたかった風景。 静かな小説の一節が胸の奥で本当の色を持ってよみがえる。




電車は速度を緩める。 シュゥウウゥ~~~~ 駅だ。そして今までどおりに走り始める。特急なのかまたいくつかの駅を超えたあと、電車は次の駅で止まった。


ここでアテクシは少年サンチャゴと旅をしていた時間を止めた。


『あ、あのぉ・・・ さっきから駅到着のアナウンスが電車内にないんですけど・・・』


駅を出発するときも何事もなかったことのように電車は動き出す。つまり、まったく車内アナウンスもなければ、誰も警笛も鳴らさず、電車は勝手に止まり、気がついたら動き始めているのだ。


『わ、わたし、いつ降りたらいいの??!』



あの赤シャツ~~! ホントに教えてくれるわけ?! やっぱり頼れるのは自分だ、自分で旅をするのだ。 乗り換えをするナンチャラ駅の名前は覚えている。アテクシは周りの女性にしゃべり始めた。

『ナンチャラ駅!!!』


そして自分を指差す。ナンチャラ駅についたら お し え て く れ!!!!!


目の前に座っていた半分ミイラ化した婆がアテクシの顔をジッと見つめた。 宇宙語で話しかけられる。

『ウィウィ。ナンチャラ駅! I want to go ね!』



そのまま3時間が過ぎた。 チーーーーーン・・・・・


フイに肩を叩かれた。ウトウトしかけていた目を開けた。

あ、赤シャツ!! おめー! 今までアテクシを放置してどこほっつき歩いていたのよ!!


『ボク、次で降りるから! ナンチャラ駅で乗り換えだからね!』

『えーー!! ドラえも~~ん! ちょっと待ってよぉ~~! この電車、駅のアナウンスがないからどこで降りたらいいか、ぽっくん、わかりま千円!!』


ここで放置されたらどうしたらいいんだ?


『そうかー。イチかバチかで降りてもらうか・・・』

『んじゃ、こうしてよ! この周りにいる人たちに、"彼女はナンチャラ駅で降りるから、着くときになったら教えてあげてくれ"、って頼んでくれない??!』

『OK! そうだね!』


赤シャツはフランス語で話し始めた。 周りの女性がうなずいている。チラチラとアテクシのことを見ている。ウンウン、ナンチャラ駅ね! 自分を指差すアテクシ。必死さを激しくアピっておく必要がある。たとえキミたちがアテクシより先に降りたとしてもまた新たに乗ってきた人に伝達してもらわなきゃ!!


厚く赤シャツにお礼を言って、彼はホームに降りていった。電車は静かに走り出す。



そのままさらに2時間が過ぎた。  すでにオケツは石化状態。  チーーーーーーーーン・・・・・


コンパートメント内の人間は何人か入れ替わっていた。アテクシがナンチャラ駅で乗り換えることを知っている人はどれくらいいるんだろう。


『あんた! 次があんたの駅よ!!』

薄暗くなってきていた外を見ていたら、入口付近に座っていたおばちゃんが大声を出してきた。フランス語だったけど、多分こういったと思われる。 そして室内にいる数人もアテクシの顔を見て指を刺す。 『次よ!』 

ああ、みんなわかっていてくれたんだね!! 

『次がナンチャラ駅?? メルシーブークー!』



けっこうな時間が過ぎた。 

小学校のときに歌ったグリーングリーン。 あの歌詞がよぎる丘を通り過ぎた。 小さい頃は歌詞の意味を深く考えないで歌うことを楽しんでいた。 その言葉が私の中で命を吹き返す。

木々が思い出したような感覚で並ぶ平原の中を走った。 

アルケミストの少年、サンチャゴが錬金術師の青年と歩いた道を見た。

"When you really want something to happen, the whole universe conspires so that your wish comes true."  -アルケミストより

-- 何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる --


そんなことが不可能じゃない大きなモノに包まれていることを、空間を移動しているときに、時間から隔離された空間を、その居心地のいい場所にいるときに、それを知る。 


すでに太陽は見えなくなっている。 見知らぬ場所の初めてなにおいを感じながら、私は電車を降り、今までと変わらず出発ベルも鳴らないまま、そして電車は見えなくなった。



そいえばカリフォルニアの同姓婚が否決されたとか。う~ん・・・ 残念です。
小説を読んでから旅をするとその世界にときどき出会えるからすごく好きです。
クリックよろしくお願いします^^
↓↓           ↓↓


人気ブログランキングへ   にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ

モロッコ通じない…

2008年 11月 05日 (水) | 編集
旅中の移動って特別な気持ちが起こる。

ドコドコからアスコまで移動します、っていうのは、そりゃそうなんだけど、胸の高鳴りはいつものそれと違う。


地元の人々に混じって、その土地の空気を吸いながら、埃と風にまみれて電車に乗る。窓のガラスははまっていない。
隣の人と言葉じゃなくって目で会話をして、いつの間にかその辺の子供と遊んでいたり。 空間から空間への移動、徐々に人間も風景も音も変わってくる、その移り変わりが私は好きで、だから道があればそこを進んでしまう。


ってことで、いい歳こいてもまだバックパッカーしちゃってる、みたいな・・・ 人生寄り道三昧っつーか・・・


それにしても移動ってのは旅の中でも相当体力を使う、これは間違いないっ!!!



夜行バス10時間とか(トルコーー!)、フェリー11時間(動き出すのに7時間待ちのヨルダン~エジプト・・・)、13時間の寝台列車(タイ、でも1等個室が運良く取れたがカーテンないし・・・)とかザラ。 体力、精神力はスーパーサイヤ人に引けをとらない。 移動の前日はさっさと寝る。


そんな大事な移動だけど、ある国で 『こりゃ参った!!!』 が起こった。


モロッコの首都カサブランカから北上して港町タンジェまでの電車。


モロッコはアフリカ大陸の一番左上で、地中海と大西洋の境界線に近い。その一番北にはタンジェという港町があって、そこからスペインにフェリーで入国できる。ここがかのジブラルタル海峡。

(昔、ビートたけしの"風雲たけし城" でジブラルタル海峡っちゅーステージもあって、食い入るように毎週見てたが・・・ 分かる人、同志です)


スペイン側のアルヘシラスという町とモロッコのタンジェの間はわずか14kmほどであり、肉眼でも確認できる。

地中海から大西洋へ、大西洋から地中海へ向かうには必ず通らなければならない、交通の要所であり、軍事・戦略的要害の地でもあった。

15世紀半ば、スペインは世界の海を掌握して栄えある大航海時代を築いていたけど、このジブラルタル海峡は1713年にイギリスに奪われてしまう。それ以後、第二次世界大戦中もイギリス軍はここを通過しようとするドイツ軍を砲撃した。

また、スペインでもユダヤ人迫害があったため、多くのユダヤ人はイギリス領ジブラルタルに移住したり。



深い歴史のあるところだし、ニッポン人も聞いたこともあったりするのでしょうが、

『そんな深い歴史のあるところ、アテクシも自分で渡りたい!』

っつーことで、首都カサブランカ(モロッコの真ん中くらいに位置する)から電車で移動することに。


タンジェまでの切符を握り締めて、ホームに向かった。 すでにどっちに向かったらいいか分からない。さっそく聞いてみた。


『エクスキューズミー。 あのー。タンジェに行きたいんですけど』(英語)

若者のオトコに聞いた。 で、どの電車に乗ったら良いのさ?

『アーデコーデソーデドーデ~~』

『・・・・・・・。』

『・・・・・・。』

『あーー、えっと、も一度お願いします』(英語)

『ホンデモッテコーデアーデ・・・』

『・・・・・・。』



モロッコ・・・ ここはアテクシが思っていた以上に難敵だった。なぜなら・・・ 


英語がほとんど通じない!!! フランス語とモロッコのアラビア語~~!!


周りの人に聞いても、帰ってくるのはフランス語。こ、ここまで英語が通じないとは!! 地図を見せてタンジェを指差す。周りに人垣がホームにできた。 囲まれるアジアオンナ。 


『で、ここにはどうやっていくのよ~~!』

周りはアテクシが言っているのが多分わかるんだろう。だけど返ってくるのは宇宙語。 

ああ、大学でスペイン語でもなく、フランス語でもなく、ドイツ語を選択したけど、旅中に役立ったのはオーストラリアにワンサカいるドイツ人の旅人と "ハロー" "ハワユー" "私は日本から来ました"という会話にもならない程度だ。 後悔の念が自分を襲う。
 

つか、そのタンジェ行きの電車が来たら教えてくれたらいいのに、何をそんなにアテクシにしゃべりかけてきてるねん! わかんねーーーってばっ!!


『OK,メルシー(フラ語)、シュクラン(アラビック)』

ショックだ・・・ ここまで通じないのは実は初めてだった。モロッコの電車はキレいだし、交通の便も整っているのに、なのに・・ 同じホームに滑り込んでくる電車をすでに5本は見送っていた。


『Hey、タンジェに行くんだよね?』

ションボリとほーに暮れてハニワのような顔をしていたアテクシの耳に聞きなれた言葉が入ってきた。お? 今のって・・・ 英語??

『Yes! どうしたらいいのかしら??』


そしてわかった。 今までの人々がアテクシに長々としゃべりかけてきた理由が判明した。つまりこうだ。


『タンジェに直接行く電車はここからはないから、途中のナンチャラ駅で△△行きに乗り換えて、それから○時間かけてタンジェに行けるんだよ』


そゆことかーー!!! はよ言えってば!!!


『ボクも途中まで一緒だから次の電車に乗ろう』

こうしてアテクシのモロッコ縦断は駅到着から1時間ほどして再開した。 

まさかここでフランス語を3年くらいかけてからじゃないと電車で移動できないかと焦ったわよ! 


残念ながらアテクシにはそんな悠長なことをしていられる時間はない。 ここでアテクシの旅ジ・エンドと45秒ほど腹をくくったわ! しかし1人の赤いTシャツを着た青年のおかげで移動。アテクシの命運は2分前に出会ったばかりのオトコにゆだねられた。


モロッコの電車は日本のものとは大きく違っていてアテクシはさらにここでもショッキング体験をする。


次に続く


モロッコはイスラム圏の中でも物価の高い国だった~~!
私はイスラム文化が大好き。わかる~!の方クリックを!
↓↓           ↓↓


人気ブログランキングへ   にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ

  [ HOME ]   

明日の地図帳を歩くTOPページ | 著作権について | 個人情報について | credit

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。